Cross Talk

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インテックス事業本部
(営業・催事運営担当)

亀谷 智明さん

2020年入職

栃木県出身。インテックス大阪の運営業務を担当。施設の使用方法や申請書類等のご案内、関係者との情報共有等も担う。千葉のJリーグクラブサポーター歴は19年。

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国際部
 

松葉 渚さん

2020年入職

大阪府出身。国際部で海外の企業誘致、投資誘致プロモーション等を担当。仕事の後はキックボクシングジムに通うのが楽しみのひとつ。

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インテックス事業本部
(施設管理担当)

靏﨑 啓樹さん

2019年入職

大阪府出身。前職ではエネルギー関係の会社で建設関連業務に従事。現在は施設管理職として委託業務の管理を中心に、折衝業務、設備維持の修繕計画立案等を担当。休日には、学生時代に始めたテニスを上司や同僚と楽しんでいる。

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インテックス事業本部
(営業・催事運営担当)

玉本 有沙さん

2018年入職

大阪府出身。イベント制作・運営会社から転職。インテックス大阪の運営業務を経て営業へ異動し、新規展示会の誘致、顧客フォロー等を担当。趣味はダンス。

各部署で活躍するスタッフ4名にお集まりいただき、インテックス大阪や外国企業の誘致活動等に携わる業務にどんな魅力・やりがいがあるのか? 成長できる職場なのか? 仕事とプライベートは両立できているのか? 働きやすさは? 将来性は? といった、気になるテーマに沿って、ざっくばらんに本音を語り合っていただきました。

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Talk Theme 01

大阪国際経済振興センターへの入職を希望した理由を教えてください。

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靏﨑:

「インテックス大阪」と言えば、日本最大級で関西No,1の展示館面積を誇る展示場で「大阪オートメッセ」の会場としても知っていましたが、ちょうど「G20大阪サミット」が開催されることを知り、そんな世界規模の施設管理を担当できることに魅力を感じて応募しました。

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玉本:

私は以前イベント制作に関する仕事をしていて、インテックス大阪を利用する側でした。イベント関連の仕事は24時間365日対応が必要なことがあり、次転職するときは土日固定休みにつくぞ!と意気込んでいたのですが(笑)、イベント関連の仕事が好きだったこと、シフト制でしっかりお休みが取れること、また今まで以上にたくさんの人と関わりを持って仕事ができることに魅力を感じ入社を決めました。

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亀谷:

栃木県出身で、前職は東京都内に勤務していたので大阪には、応援している千葉のJリーグクラブの試合を観戦するために来たことがあるくらいでした。休日を調整して、そこにサッカー観戦の予定をねじ込んでいます。

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松葉:

私は前職でも、現在と同じく企業誘致に関わっていました。前職の契約終了に伴い、次を探していたところ、現在の所属部署の部長に声をかけていただいたのがきっかけで入職しました。以前から仕事で関わりを持っていたので仕事内容が予測できたことが入職を決めた理由としては大きかったですね。スタッフの皆さんとも面識があったので、すぐに職場で受け入れてもらえました。

Talk Theme 02

現在のお仕事のどんなところにやりがいを感じておられますか。

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松葉:

私は国際部に所属していて、企業誘致の仕事をしています。前職では企業誘致だけを担当していましたが、こちらでは他にもたくさんの仕事を受け持っています。そういう意味では自分の中の世界が広がったかなと思います。

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靏﨑:

現在、施設管理を担う部署のリーダーをしています。裁量権が多く、管理業務は多岐にわたることから幅広い業務に携われるところがやりがいです。また安全安心を担保するという仕事は責任が重いですが、こちらもやりがいに繋がっています。

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松葉:

確かに、ひとりの裁量が大きいと思うことがありますね。結構、任せてもらっています。自分で何でもやっていかないといけないから、すごく成長したと思います。一方で、個人の裁量に任せられているから、割と休みは自由に取れるんですよ。

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玉本:

シフト制で、週末の休みの予測もつきやすいですよね。急に来週の土・日が出勤になる、といった変更がないので休みの予定を組みやすいと思います。

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靏﨑:

そうですね。休日が取りやすいので、私は1年のうちに何回も旅行に行っています。2023年は、福岡の太宰府を見に行って、名古屋や横浜にも遊びに行きました。プライベートはかなり充実できると思います。

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玉本:

ひと月の間に決まって残業になる日や、突発的な事情で残業になる日はありますけど、「今日は早く帰って明日頑張る」という働き方もできます。私は仕事が早く終わった日はダンスでスッキリしています。

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Talk Theme 03

インテックス大阪の魅力とは、ズバリ、どんなところでしょうか。

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松葉:

私は海外で暮らしたこともなければ、英語もそんなに流暢ではありません。でも、日々の業務には英語対応が必要なんです。ですから、この財団に入ったことでできる仕事が増えました。英語も、この部分だけはしゃべれるようになった、ここのプレゼンだけできるようになった、そういう経験が積もることで少しずつ、業務で使えるようになってくるんじゃないでしょうか。

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玉本:

外国語の勉強に関しては、教室に通う、資格を取る、TOEICを受験するなどの場合は、申請すると補助金などの制度が利用できるんですよね。

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松葉:

はい。私も去年、TOEIC受験の際に利用しました。

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玉本:

国際部さんが一番、英語を使う機会が多いんですけど、インテックス事業でも海外の主催者さんからのお問い合わせに対応したり、資料を作成する際に英語を使います。私は学校で勉強したレベルの英語力ですが、具体的にチャレンジする機会があることで、なんとか英語でメールをしたり、資料を作成したりすることができています!

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松葉:

外国人スタッフも、ある程度フォローしてくれますし、英語・中国語・ベトナム語のネイティブチェックも受けられますから、語学力に関しては、あまり心配する必要はないですよ。逆に、「学びたい!」「上達したい!」という人には、すごくいい環境だと思います。

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玉本:

やりたいだけ勉強できますよね。自分がまさか英語で資料を作るとは夢にも思っていなかったです。

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靏﨑:

旅行が好きな人にもいいと思いますよ。2023年の海外研修では、シンガポールのMICE会場を視察しました。いま、アジアではシンガポールのほかに、マレーシアやタイのMICE施設も素晴らしいです。広く海外に目を向けて、もっと仕事の規模を拡大したい、そんな非常に強い刺激を受けました。

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亀谷:

私も、施設運営の仕事は経験していましたが、イベントはありませんでした。普段、今までと違った経験ができて、ちょっと見方が変わったというか、自分の仕事も違う角度から見直すことができたと思います。いろんなことができる職場だと思うので、いろんなことがしたい方にはいいんじゃないかなと思います。

Talk Theme 04

思い出に残っている仕事を教えてください。また、その理由は?

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玉本:

やはり2019年6月に日本初開催のG20が「インテックス大阪」で開催されたことが印象に残っています。
インテックス全体に厳重なセキュリティが敷かれたり、通常の催事ではなかなかない長期間の設営・撤去期間があったりと、大きな国際会議の開催を通して、貴重な経験をたくさんしました。

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靏﨑:

私は、「インテックス大阪」でG20が開催されることを知り、「せっかくだから見に行ってみよう」と面接に訪れたんですよ。私の入職後で大変だったといえばコロナ禍でしょうか。一時期完全休館したことや「大阪コロナ大規模医療・療養センター」の開設が記憶に残っています。府知事がセンター開設を表明され、タイトなスケジュールの中、大阪府・市と開設に向け準備を進め、またイベント主催者各社様への説明など、様々な調整を行いました。コロナ禍による不安の中で、行政の施設としての責務、一定の役割をはたすことができました。

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玉本:

緊急事態宣言以降、イベントが開催できなくなりましたからね。当時私は運営業務を担当していたのですが、国の基準も、状況も刻々と変化する中、経験したことがない様々なことに対応したことが印象に残っています。
さらに当初は環境が整っていない中の慣れない在宅勤務で、現地にいてこその仕事なので大変でしたね。

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松葉:

私は2020年4月入職なので、入職3日後から在宅勤務だったんですよ。

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玉本:

大変な時期の入職だったんですね

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松葉:

「多分誰も私の顔は覚えてないだろうな」と思いながら在宅勤務を続けていました。職場の皆さんのマスクなしの顔を初めて見たのは、入職から半年後とか1年後(笑)

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靏﨑:

あの頃は、ずっとマスク着用が続くと思いましたよね。

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亀谷:

そんな中、2020年7月29日~31日「第12回 関西ホテル・レストラン・ショー」「メンテナンス・レジリエンス OSAKA 2020」など7つの展示会がインテックス大阪全館を使用して同時開催されたんですよね。

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玉本:

緊急事態宣言後、国内で初めての大型展示会第1号でしたね。新聞やSNSなど各種メディアでも「大阪が再開」「ウィズコロナ時代の先駆け」と報道されました。

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亀谷:

感染症対策ガイドラインも、まだはっきり決まっていなかったから、みんなで「どうしよう」って話し合いながら進めましたよね。

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玉本:

マスク着用、検温、手指消毒、ソーシャルディスタンスの徹底、入場者数制限など、できるだけの感染防止対策を行なったんですよね。

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松葉:

国際部では、コロナ禍によって企業さんからの相談、商談会やセミナー、交流会などのイベントも全部オンラインになったんですね。全く初めての試みだったので「オンライン商談会ってどうやるの?」みたいなところから手探りでつくっていきました。海外の企業さんに向けたプロモーションにも力を入れ、「コロナが明けたら必ず来てくださいね」とオンラインでいかにつなぎとめるか、そういうことに心血を注いでいました。ビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」を始めたのも、コロナ禍1年目でした。コロナ禍によって仕事の仕方が広がったとは思います。

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Talk Theme 05

今後、インテックス大阪および大阪・関西エリアがどのように発展することを期待していますか。また、それを実現するため、どのような貢献をしていきたいと考えていますか。

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玉本:

大阪・関西万博や大阪IR誘致などで大阪ベイエリアが今、注目されていますよね。日本で国際会議が開催される都市といえば、「東京・京都」が強いのですが、インバウンドの観光面でも大阪は今、誘致にすごく力を入れているので、さらに一歩踏み込んで、大阪で国際会議を開いたり、国際的な展示会・見本市を展開したり、「インテックス大阪」がそのための施設になったらいいなと思っています。私としても、国際的なイベントの誘致営業にも注力していきたいと思います。

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靏﨑:

今、観光やビジネスで大阪・関西エリアに注目が集まっているときだからこそ、地に足をつけて、自分ができることは施設の維持管理の徹底だと思っています。安全安心をしっかりと確保していくこと。「インテックス大阪」が関西経済のフラッグシップとして経済発展に寄与できるように頑張りたいと思います。

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亀谷:

大阪には実際、いろんな魅力があって、観光面では急速に伸びています。外国の観光客の方もいっぱい来られています。この流れに乗って、ビジネストラベルの面でも強く訴求できればと思います。そのために、自分ができることは一つひとつの催事を、関係する皆さん方と協力しながら成功させていくこと。成功の積み重ねによって、今ある催事の規模が拡大され、国際的な会議やイベントを誘致できれば理想的ですね。今、大阪市の方から「インテックス大阪」をもっとよくしようという動きがあるので、もっと良質な施設になれば希望が膨らみますね。

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靏﨑:

「インテックス大阪」の大規模改修については、長年運営してきた私たちの声をなるべく反映してもらって、少しでも利用者さんの使いやすい施設になるよう計画段階から参画しています。建物の長寿命化に焦点を置いた改修工事ですが、ハード面だけではなくソフト面の充実も今後インテックス大阪の魅力を向上させるにあたって私たちの命題かなと思います。

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玉本:

改修して利用しやすい施設にすることと合わせて、「インテックス大阪」のスタッフに任せれば安心だと言ってもらえるように頑張りたいですね。

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松葉:

海外から見れば、日本の都市といえば圧倒的に「東京」です。でも、私は大阪が大好き。大阪の何がいいかと問われたら、やっぱり個性だと答えますね。ベイエリアに加え、「うめきた地区」の開発も進んでいますから、もっと個性的で面白い街になればいいなと思っています。そのキラリと光る個性のひとつとして、「インテックス大阪」が担える部分は大きいと思います。私ができることは小さいですけれど、海外の面白い企業や催事の誘致も必要だと思うので、できる範囲を少しずつ広げていきたいと思っています。

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